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高杉真宙『ロミオとジュリエット』主演にも27歳の悩み!?「仕事を増やしてもいいからもう少し自由時間が欲しい」

SNSでの感想
高杉真宙さん 撮影/山田智絵
目次
  • 決めるときは「勘」。その後に理論的に考える
  • 面白い作品であれば何でもやりたい

 13歳で俳優デビューして以来、数々の映画、ドラマ、舞台で活躍を続ける高杉真宙さん。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』、映画『東京リベンジャーズ』シリーズなど、話題作に次々と出演し、2024年は大河ドラマ『光る君へ』も控えている。この秋には『ロミオとジュリエット』のロミオ役で舞台に立つ。現在27歳。今や引っ張りだこの人気俳優インタビュー【後編】では、何かを選択するときに大事にしていること、元気の素、得意料理などについても語ってもらいました。

決めるときは「勘」。その後に理論的に考える

──2021年に個人事務所を設立するなど、若くして人生を積極的に切り開いている印象があります。高杉さんが何かを選択したり決めるときに大事にしていることは?

 仕事もプライベートも選ぶ題材によりますが、第一に勘は結構あります。まずは、自分が嫌だなと思ったり、いいなと思ったことに従う。それで、何でそう思ったかというところを突き詰めるべきだと思うんです。その引っかかる理由を考えて、勘を頼った後に理論的に考えていくことが重要な部分です。

 それと、最近ここは変えようと思うところがあって。それは、俳優仲間の清水尋也に言われたことなのですが。仕事が休みの日に、中学時代の友達から『今日、同窓会の花見をやるからおいでよ』って連絡が来たんですね。“あ~行きたいな”と思ったんですけど、翌日仕事だったので行かなかったんです。その話を尋也にしたら、『俺は会いたいなと思ったら、次の日に何があろうが会いに行く』って言ってて。

 “その考え素敵だな”と思ったんです。だから最近は、会いたいなとか話したいなと思ったときは、そうするようにしています。初対面の人でも、自分が話したいなと思ったときは相手が嫌がるかもしれないけど、もう思った感情のまま話そうって。そこは最近、変わった選択の仕方ですね。

──普段の生活で大切にしていることは?

 どれくらい自分の時間が見つけられるかですね。24時間って短いですよ。仕事をもう少し増やしてもいいから、自由時間がもうちょっと欲しいなって、いつも思います(笑)。

 例えば、睡眠が7時間で、仕事が10時間。食事が3回だとして一回30分で1時間半。もうすでに18時間半じゃないですか。残りの5時間半で風呂に入ったり、台本を読んだりすると、“僕の自由時間って2時間くらいしかない”って思うと……、移動時間も入れると、もうちょっと減りますよね。

 仕事を14時間にしていいから、その4時間増えた分、自由時間に4時間空けてほしい。1日が32時間くらいあったらいいのに(笑)。

──ちなみに僕の自由時間は、趣味のゲーム、アニメ、漫画を楽しむことに使うのですか?

 はい。それは、もちろんそうです。

──得意料理を教えてください。

 自炊はほぼしないのですが(笑)。作るとしたら鍋とパスタかな。パスタは、ドラマ『ホメられたい僕の妄想ごはん』(注:ドラマのHPでレシピが公開中)で料理をする役をやらせていただいたときに覚えたレシピで、『たらことイカの塩辛のスパゲッティ』。レシピが秀逸ですごくおいしいんですよ。塩辛とたらことバターさえあればすぐにできるので、たま~に作ります。

高杉真宙さん 撮影/山田智絵
高杉真宙さん 撮影/山田智絵
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