壮大な駄作も見つかる!『宇宙・SF系』

 トホホ感も壮大なジャンル、SF。スケールの大きい失敗作がザックザク!?

●『インビジブル』

「科学者が透明人間になる『インビジブル』。これがのぞきとかお触りとか、中学生男子の妄想まんま。天才科学者が透明人間になってやることがそれかーい! ツッコミを入れる気もなくなるほど、姑息ないたずらが続き、しまいには男ってこんなものなの? って思うほど頭の悪い透明人間でした」(北海道・麻里トッツォ・39歳)

大筋はともかく、主人公が透明になっていく過程の映像は圧巻!『インビジブル』

●『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』

『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』は、つまらなすぎて怒りすら覚えた。シュワちゃん、ジョージ・クルーニーとかハリウッドの有名どころを何人も集めて、2時間5分のコスプレごっこ? それも結構ガチだから、見てるほうも居心地悪い。もうちょっと何とかならなかったの? シュワちゃんの冷凍怪人、いろんな意味で寒すぎだよ」(徳島県・みじんこ・37歳)

●『宇宙戦争』

「大予算かけて作った『宇宙戦争』。トム・クルーズとスピルバーグのコンビで、当然期待値はマックス。でもフタを開けたら、女児を引き連れての“父ちゃんはつらいよ”物語。何これ、どこが宇宙戦争なの!? タコ宇宙人から逃げ回るだけの『逃走中』じゃない!」(東京都・ホクトのきのこ・54歳)

国内映画もあるある!『ズッコケ邦画編』

 見る人によってはあの作品もトホホ作品に。漫画の映画化も迷作だらけ?

●『テラフォーマーズ』

「ゴキブリ嫌いなのに見ちゃった『テラフォーマーズ』。殺され方も、唐突だしエグイしで嫌悪感しかない。巨大化ゴキブリを防虫スプレーで退治? ないない。伊藤英明の股間が強調されたコスチュームしか見どころない。小栗旬のおナルな悪党ぶりも学芸会レベル」(鳥取県・伊藤英明の股間に住みたい・33歳)

豪華キャストながら「原作は面白いのに……」と“大爆死”扱い。『テラフォーマーズ』

●『クロユリ団地』

「娘に付き合って見た『クロユリ団地』。暗くて湿っぽくて、ホラーだから当たり前だけど、気分が落ち込んだ。話がどうこうとかより、あっちゃんの衣装の昭和感と、成宮くんの萌え袖に“衣装自前かな?”と気になって、そこしか記憶にない」(高知県・真沙子・41歳)

●『カメラを止めるな!』

「話題になった『カメラを止めるな!』ですが、手持ちカメラって言うんですか? 映像がグラグラ揺れてて気持ち悪いだけ。内容も内輪ウケっぽくて入り込めないし、わざわざ劇場で見る意味ある? とシラケました」(神奈川県・とむやむ君・38歳)

(取材・文/ガンガーラ田津美)