思わず誰かにLINEしたくなる、おもしろ雑学を紹介。今回は、「クリスマスやサンタにまつわる小ネタ」について。29歳独男記者が日常の疑問を解決!

【Q】クリスマスやサンタにまつわる小ネタ、教えて!

【A】チキンを食べて、欲しいものがもらえる日本の聖なる夜は、かなり独特です
(グリーンランド国際サンタクロース協会 公認サンタクロース パラダイス山元さん)

 いよいよクリスマス。子どもたちが待ちに待ったサンタクロースのお出ましだ。

 アジアで唯一の“公認サンタクロース”であるパラダイス山元さんによると、

「サンタクロースは、4世紀にミュラの司祭だった聖ニコラスが貧しい娘を助けた逸話が起源。家の煙突から金貨を投げ入れたところ、干してあった靴下の中に入ったという話がプレゼントを靴下に入れる風習につながっています」とのこと。

 日本では、サンタクロースはフィンランドにいると思っている人も多いようだが、実は北極のグリーンランドというのが世界の共通認識。

「日本では、クリスマスはサンタからプレゼントがもらえる日となっていますが、本場では1年間がんばったいい子だけがもらえる日。きちんと勉強やお手伝いをしたことの評価に対してのご褒美なので、子どもがねだって欲しいものが贈られる、というイベントではないのです。

 本来はプレゼントよりも、家族で飾りつけをしたり、お迎えの準備をしたりと親子のふれあいを楽しむ日なんですよ」(パラダイス山元さん)

 社会全体に教育的に子どもの想像力や夢を育もうという土壌があり、サンタはまさにそのために存在するのだ。

 ちなみに、北欧ではチキンを食べず、豚肉。この時期、豚の形をしたお菓子がたくさん売られている。

 さらに、ドイツには悪い子の元に来るブラックサンタがいたり、ロシアのサンタは青い服だったりと、国ごとの違いも面白い。