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聞いたことはあるけど、実はよく知らないお仕事の裏側を、実際に働いている人たちにインタビュー。具体的にどんな仕事をするの? その仕事に就くためにはどうすればいい? 1日の過ごし方、向き不向き、やりがいや失敗談など、フムフムハローワークがご案内します。

お仕事

【Webディレクター#1】「こんなウェブサイトを作りたい」という願いをかなえるお仕事です

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タグチマリコさん
目次
  • ウェブサイトをより良く見せるための手法とノウハウ
  • 企業サイトの制作費はおよそ100万円から

 私たちは毎日のようにスマホやパソコンを使い、当たり前のようにさまざまなウェブサイトを目にしています。使いやすいサイト、見やすいサイト、洗練された動画や画像、幻想的なグラフィックを使ったおしゃれなサイト……、このようなサイトを制作しているのがWebディレクターというスペシャリストです。でも、Webディレクターって、どんなことをするお仕事なのか、ご存じですか?

 あなたのお気に入りのサイトは、どのようなプロセスを経て作られているのでしょう? 知っていそうで実はよく知らないお仕事のこと、“フムフムハローワーク”がご案内します。第1弾(全4回)はタグチマリコ(田口万里子)さんにご登場いただき、Webディレクターというお仕事について教えていただきます。

ウェブサイトをより良く見せるための手法とノウハウ

──Webディレクターというのは、どのようなことをするお仕事ですか?

ざっくり言うと、ウェブサイトを作りたいと言うクライアントさんの相談に乗り、要望に添ったウェブサイトを制作するのが私たちWebディレクターの仕事になります。

 クライアントには企業のほか、個人事業主さんもおられます。会計士や建築設計士のように個人事務所を経営していたり、街のパン屋さんみたいに個人商店を営んでいる方々ですね。そういった方々のウェブサイト制作を請け負うわけですが、一口にウェブサイトと言っても、ウェブサイトにはいろんな種類があります。いわゆる“プロモーションサイト”や“ブランドサイト(ブランディングサイト)”と呼ばれる広告媒体もあれば、ECサイトやオンラインショップもあります。

 これまでは店頭販売していた商品をネットで売りたいとなったとき、私たちはどうしてオンラインショップを始めたいのか、どのようなサイトにしたいのか、お客さまのご要望と予算を伺い、制作に当たってはどれくらいの規模で仕上げることができるのかをすり合わせていきます。もうちょっと予算があればこんなことができるのに……、というようなことはしょっちゅうなんですが、予算内でできるぎりぎりのラインを探って、現実的な“落としどころ”を見つけるのがWebディレクターの仕事と言っていいのかもしれません

──初歩的なことをお聞きしますが、いま言われた“ブランドサイト”と“コーポレートサイト”は何が違うんですか?

コーポレートサイトは企業そのものを紹介するウェブサイトです。会社概要や企業理念、沿革、本社の所在地、社会貢献やSDGsなどへの取り組み、採用情報などを紹介します。ブランドサイトはその企業が作っている商品のイメージやスペック、コンセプトなどを情緒的に表したサイトです。コーポレートサイトが落ち着いた感じに抑えるのに比べ、ブランドサイトはユーザーの購買意欲を促す目的があるので、かなり凝ったデザインに仕上げるのが特徴です。プロモーションサイトは期間限定で公開されるウェブサイトですね。

 ブランドサイトはどれだけ多くの人の注目を集めるか、どれだけ多くのユーザーを集客できるかが重要なので、ウェブ制作会社に依頼するのが一般的と言われています。それはなぜかと言うと、どのようなサイトを提供すればユーザーが興味を持つかといったマーケティング的な手法、企業イメージの向上やユーザーの感性に訴えて商品をより良く見せるノウハウなど、ウェブに関する知見が私たちにあるからです。

タグチマリコさん
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