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松本人志も賞賛した漫才コンビ『カベポスター』にライバルからネタの作成法、今年のM-1までガッツリ聞いてみた

SNSでの感想
永見大吾さん(写真左)と浜田順平さん(同右)。インタビュー中も永見さんのボケに浜田さんがすかさずツッコみ、和気あいあいとした雰囲気に包まれた 撮影/合田慎二
目次
  • 松本人志さんからの思いがけないコメントにびっくり
  • 「しゃべくり漫才」ではなく「好きな漫才」をしているだけ
  • 永見さんが台本を作ったあと、ふたりで合わせながらネタを改良
  • 「M-1決勝いくぞ!」ふたりが目指す先にあるものは

 若手漫才師らがその面白さを競う2大コンクール『ytvお笑い漫才新人賞』(読売テレビ系。以下「ytv」)と『ABCお笑いグランプリ』(朝日放送テレビ系。以下「ABC」)で史上初の、同年W優勝を成し遂げた『カベポスター』ボケとネタ作り担当の永見大吾さんと、ツッコミ担当の浜田順平さんによる漫才コンビです。先日、情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演して松本人志さんに初めてお会いしたというふたりに、ネタ作りの秘訣や、2年連続で準決勝まで進出しているM-1グランプリへの思いを聞きました。

《結成秘話や関西の若手スターになるまでを追ったインタビュー第1弾→関西2大賞レースを制覇した『カベポスター』、互いに「うまくいかなそうやな」と思うも漫才コンビを組んだワケ

◇   ◇   ◇

松本人志さんからの思いがけないコメントにびっくり

──ABCは松本人志さんもご覧になっておふたりの漫才を絶賛、『ワイドナショー』で共演されたときも、楽しそうな雰囲気でした。

浜田さん(以下、浜田):ABCに優勝した直後、松本さんがTwitterで《カベポスターは二本共に安定の面白さ》と、うれしい感想をつぶやかれていて、びっくりしました。『ワイドナショー』は緊張しましたね……松本さんとも初対面でしたし。

ABCの決勝放送後に松本人志さんが投稿したツイート。5万件近くの「いいね!」が集まっている

──逆に、永見さんって緊張とかしないタイプですか? 最初から最後まで、緊張が見えなかったのですが……。

永見さん(以下、永見):えっ! 緊張してましたよ。緊張が顔に出ないタイプかも。偉大なお方を前に、ずっとドッキドキでしたね。

──緊張が顔に出ないと言えば、昨年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系。以下、M-1)に初出場して爪痕を残し、今年『キングオブコント』(TBS系)の決勝進出も決まっている『ロングコートダディ』の堂前透さんも、そんな感じがします。

永見:ロングコートダディさんは同じマンゲキ(よしもと漫才劇場の略称。毎年、若手スターを輩出している)所属で、堂前さんと仲よくさせてもらってます。たまに一緒にネタを書いたり、ネタの相談に乗ってもらったりしていますね。

──先輩と後輩でありつつも、お互いに刺激を与えあう関係なのですね。浜田さんの仲がいい芸人さんは誰ですか?

浜田:たくさんいますけど、可愛がっている後輩は『フースーヤ』の谷口理ですねまだ6年目なのに独特の漫才をして、ネタも平場もめっちゃおもろいし、自分のほうが先輩やけど尊敬してます。

 始まりは、谷口のお父さんと僕の顔が似てるって言って勝手に懐いてくれて。可愛らしいですね。僕に対する失礼具合も尊敬具合もちょうどいい(笑)。

──カベポスターさんもフースーヤさんも、M-1で決勝にいきそうって言われていますね。

浜田:それ最高です!! そうなってほしい。

「しゃべくり漫才」ではなく「好きな漫才」をしているだけ

──M-1でもそれ以外でも、ライバルだと思っている芸人さんはいますか? しゃべくり漫才、正統派漫才と言われて、『オズワルド』さんや『キュウ』さん(タイタン所属)とよく並べられている印象ですが。

永見:好きな漫才をしてたら「しゃべくり漫才」って言われるようになっただけで、自分たちでしゃべくり漫才をしようとしてるわけではないんですよ

浜田僕ら正統派ですかね?(笑)。自分たちでは思ったことない。

永見:M-1準決勝で「キュウさん、オズワルドさん、カベポスターはジャンル的に同じ枠だから、そのうちのどのグループかが決勝に行ったら、ほかは行けない」ってとらえられる感じもわかるんですけど、僕はただただキュウさんとかオズワルドさんが好きなので、同じ枠なら、その枠がもっと広がればいいなと思ってますね。キュウさんの漫才とか、見ていてワクワクしますし。

浜田:2組ともめっちゃ面白いんで、同じ枠って言われるのは恐れ多いです。

永見ライバルは、ytvの決勝で競い合う前から同期として存在を認め合っていた『ダブルヒガシ』です。面白いコンビやし、彼らは同期の中でも結果を残し続けていたので、意識していましたね。M-1でもライバルです。

浜田:僕の場合、お互いに切磋琢磨する関係って意味で、しいてあげるなら、ライバルはダブルヒガシです。でも、「しいて言うなら」ですよ。僕は、ライバルが誰かとか思ったことがない。同期が賞レースでいいところまで進んだら、「悔しい」じゃなくて「うれしい」と思うんです。

──それがM-1でも?

浜田:はい。ytvでダブルヒガシが「カベポスターが優勝してうれしい」と言ってくれたんですけど、僕もダブルヒガシが優勝したら同じことを思ったはず。同期みんなが支えになってる感じです。

浜田さんは「同期にはいい刺激をもらっているし、敵ではなく、やっぱり仲間なんです」と熱く語る 撮影/合田慎二

──憧れの芸人さんはいますか?

永見ずっと『さまぁ~ず』さん(ホリプロ所属)に憧れてます。作ってない人柄も、ネタも、ふたりのノリもすべて面白いです。

浜田:めっちゃいっぱいおるんですけど、なりたいのは『サンドウィッチマン』さん(グレープカンパニー所属)。力が抜けてる感じも面白いし、テレビでも劇場でもずっと活躍されていますし、海外でもネタを披露してて、すてきやなと思いますね。

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