「M-1決勝いくぞ!」ふたりが目指す先にあるものは

浜田:今、ふたりに共通する目標は、「M-1で決勝にいきたい、優勝したい、決勝で話題になりたい、必要とされたら東京進出したい」ってことかな。ただ「東京行ったるぞ!」とは思ってないです。決勝まで行って、求められたら進出したいですね。

 それと、いつか卒業してほかの舞台に立つときも、マンゲキで培ったことは生きると思います。

永見:東京進出はしたいけど、卒業してやっと、マンゲキのありがたみに気づくんやろなあ。今は当たり前の場所みたいな感じなんで。

──おふたりの個別の目標は?

浜田生の漫才もテレビ出演も、笑いに関することはぜんぶやってみたい。その中で自分たちが得意なものなら楽しくやれるし、ずっと続けられると思ってます。得意なことをやり続けるために、劇場で漫才をするとか、営業で地方に行くことも必要。生の漫才をずっとするのと、テレビ出演、どっちも大事にしたいです。

永見:最終的には家から笑いを提供できたらなと思います。今はまだ動画配信にタイムラグがあるけど、それがなくなったら、家にスクリーンを置いて、その前で座っているかのようにお笑いをやりたい。より家にいられるように頑張りたいですね。

──より家にいられるように……。なるべく外に出たくない感じですか?

永見というか、移動がしんどいんですよ(笑)。東京に進出しても、家から出ずにお笑いの仕事ができたら幸せ。

──浜田さんも移動の件に関してはツッコまないんですね。

浜田:移動はマジでしんどいですから。

 全国を毎日って言ってもいいくらい移動してる『見取り図』さんとかすごいですよ。おれは今のスケジュールでもしんどいって思うんで。

 まあ移動の話はともかく、同じ環境でも、面白い人は自然と残っていくはずなので、そうなりたいですね。

脱力系のポーズをしながらも、目標を語るおふたりの目には光が宿っていた 撮影/合田慎二

──お笑いの劇場に行ったことのない人のほうが多いと思うんですが、そういった方にどうやって自分たちの漫才をすすめたいですか?

浜田きっとカベポスターはみなさんの想像より、ふたりとも身体が大きいです。その大きさを見に来てください。あと、僕は静かそうに見えるらしいけど、生で見たら思ったより後ろまで声、聞こえますよ。

永見:(ボソッと)たまに聞こえてないらしいで。

浜田:えっ、ほんまに? じゃあ、前のほうで見に来てください。で、永見は?

永見最近笑ってないんちゃうん? 来てや~!

浜田:なんでそんなコテコテなん。絶対そんなネタせえへんで。

──それでは最後に、今年のM-1への意気込みを!

浜田決勝行くぞ!

永見商店街のみんな、俺、頑張るから!

──(商店街のみんなって誰だろう……)おふたりとも、ありがとうございました!

今後の躍進劇に、期待大! 撮影/合田慎二

(取材・文/若林理央)


【PROFILE】
カベポスター ◎NSC大阪36期生である、ボケ・ネタ作り担当の永見大吾と、ツッコミ担当の浜田順平によるお笑いコンビ。主にロジカルな構成を特徴としたしゃべくり漫才を行い、よしもと漫才劇場など大阪を中心に活動中。'22年には第11回「utv漫才新人賞」と第43回「ABCお笑いグランプリ」でともに優勝し、活躍の場をどんどん広げている。
永見大吾さんTwitter→@kp_nagami、浜田順平さんTwitter→@jumpei182