僕も“ハーフボイルド”です(笑)
──今回演じる、左翔太郎はハードボイルドを気どる“ハーフボイルド”な私立探偵。翔太郎の魅力はどんなところでしょうか?
「まず、誰よりも風都という街を愛していて、街を守りたい、街の人を守りたいと思っているところですね。ハードボイルドな探偵を目指しているんだけど、不器用だったり、ちょっと抜けている部分があったりして、周りからは“ハーフボイルド”って言われちゃう。カッコつけきれないところがある意味、愛されるんですよね。『仮面ライダーW』で桐山漣さんが演じられた翔太郎をリスペクトしつつ、自分なりの舞台版の翔太郎をお見せできたらなと思います」
──和田さんと左翔太郎の共通点はありますか?
「不器用なところじゃないですか。僕も“ハーフボイルド”です(笑)。自分で言うのもなんですけど、翔太郎にすごく合っているなと思います」
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──相棒・フィリップ役の木津つばささんとは、舞台『刀剣乱舞』でも共演されていますが、今回の共演で楽しみにしていることは?
「フィリップ役がつばさだと聞いたときは、楽だなって思いました。もともと関係性がある役者さんですし、すごく器用な人なので。6歳年下ですけど後輩という存在ではないので、特に自分がリードする必要もないですし、フラットで稽古場にいていいなと感じました。今回はだいぶ深い関係になるので、舞台上で最高の相棒を表現できたらいいなと思いますね」
──お客様にはどこを注目して観てほしいですか?
「まずは、目の前で“わっ! 変身した”っていう、その温度の上がり方を楽しみにしてほしいですね。脚本・演出の毛利亘宏さんは、シンプルでお客様が見やすい舞台を作るのが上手な方ですし、テレビの仮面ライダーシリーズの多くの脚本にも携わっていて、舞台『仮面ライダー斬月』-鎧武外伝-の演出もされているので、期待して観に来ていただきたいなと思います。さらに会話劇としての面白さも魅力だと思うので、そこも楽しんでもらいたいですね」
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