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“共感を呼ぶ”と話題の、ミーハーネタ満載のコラムは、考察にも定評があるとたびたびトレンドに。そんなコラムを書くのは、恋愛ドラマとエンタメが大好きなライター・菜本かなさん。これを読めば、今期ドラマのトレンドがバッチリわかる。おしゃまなコラムをお送りします!

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ラブストーリーの女王・北川悦吏子が描く新ドラ『夕暮れに、手をつなぐ』から見えてくる、男性ヒーロー陰・陽キャラ分析

SNSでの感想
(左上から時計回りに)木村拓哉、佐藤健、永瀬廉、豊川悦司
目次
  • 北川作品に登場する魅力的な男性ヒーローたち
  • みなさんは、“陽”タイプと“陰”タイプ、どちらがお好きですか?

北川作品に登場する魅力的な男性ヒーローたち

 北川悦吏子さんが描く男性キャラって、どうしていつも魅力的なのだろう。

『愛していると言ってくれ』(TBS系/以下『愛くれ』)の榊晃次(豊川悦司)、『ロングバケーション』(フジテレビ系/以下『ロンバケ』)の瀬名秀俊(木村拓哉)、『半分、青い。』(NHK総合)の萩尾律(佐藤健)……。男性に対する“守ってあげたい”という感情を知ったのは、幼いころに北川作品を見てから。

 北川作品に登場する男性キャラは、大きく2パターンに分かれます。『オレンジデイズ』(TBS系)の結城櫂(妻夫木聡)のように、“陽”の気を持ったタイプと、『半分、青い。』の律のように“陰”の気をまとったタイプ

 櫂は気が弱い部分もあるけれど、いい家族に恵まれて、気の許せる友人もいる。北川作品にしては、“陰”の要素が少ないということで、“陽”に設定しました。

 どちらのタイプにも共通しているのは、“とにかく自由奔放なヒロインに巻き込まれていく”ということ。手強そうな『ロンバケ』の瀬名だって、葉山南(山口智子)の明るさに引っ張られていきます。

 瀬名の巻き込まれっぷりは、本当にすごかった。同作を見るまで、恋人にするなら年上一択だった私ですが、瀬名に出会ってから“年下男子”の魅力に目覚めました(すぐに影響される……)。

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