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社会

“気配りの達人”愛子さまが大得意の和歌とハート型ペンダントに込められた、中学校以来の「友」への厚い感謝

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2023(令和5)年1月2日、新年一般参賀に初めて出席された愛子さま 撮影/JMPA(伊藤和幸)
目次
  • 苦楽を相伴った学校生活でご友人とのかけがえのない思い出を
  • 胸元に輝くシルバーのペンダントが呼んだ“波紋”
  • 2年8か月前のご入学以来、初めてキャンパスで対面授業を受講
  • チャリティー上映会で関係者を感激させた愛子さまのひと言

《もみぢ葉の 散り敷く道を 歩みきて 浮かぶ横顔 友との家路》

 1月18日に行われた新年の恒例行事『歌会始の儀』で、天皇家の長女・愛子さまは2023年のお題「友(とも)」へのお気持ちをこのような和歌に込められた。

昨年秋に皇居・吹上御所の庭を散策中、散った紅葉に覆われた道を歩いた愛子さまが、学校からお友達と並んで帰った思い出を詠んだものだそうです」(宮内庁担当記者)

 愛子さまは、幼いころから七五調が使われている童謡などを通して、簡単な言葉遊びに慣れ親しまれてきた。学習院女子中等科に進学してからは、百人一首のかるた取り大会で優勝するほどの腕前となり、現在通われている学習院大学文学部の日本語日本文学科(3年)で学ばれている原点ともいわれている。

2007(平成19)年2月12日、天皇・皇后両陛下とかるたで遊ぶ当時5歳の愛子さま 写真/宮内庁

「愛子さまは、和歌を作るのにそれほど時間がかからなかったといわれています。むしろ作った歌が多すぎて、先生に見てもらうものを選択するのに悩まれたそうです」(宮内庁関係者)

『歌会始』には、主催された天皇・皇后両陛下をはじめ秋篠宮ご夫妻と次女の佳子さまなど、皇族方も出席された。愛子さまは学業を優先したことから出席を見送られたが、実際の様子を映像で確認なさったそうだ。

 両陛下や皇族方の歌をはじめ今回最年少の入選者、山梨県北杜市の中学2年生・小宮山碧生さんら10人の短歌が、古式ゆかしい節回しで詠み上げられると、最後までご関心を寄せられていたという。

共通の題をもとに天皇・皇后両陛下や皇族方が詠んだ歌や一般から選ばれた歌が披露される、宮中の伝統行事「歌会始の儀」 ※写真は2022(令和4)年のものです 写真/宮内庁
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