苦楽を相伴った学校生活でご友人とのかけがえのない思い出を
「愛子さまにとって、“友”と過ごされた時は、実にかけがえないものだったのではないでしょうか。両陛下は、皇室という特別な環境で育つだけではなく一般の人たちとかかわる機会を大切にしたいと願われてきました。だからこそ愛子さまが安心して学校生活を送れるよう見届けてこられたのです」(愛子さまの同級生の母親)
愛子さまが学習院初等科2年生で不規則登校になったときも、雅子さまは学校に行きたくても行けないわが子の小さな手を引いて付き添い登下校をなさったのもこうした理由からだった。
通常の登下校となった学習院女子中等科からは笑顔も多く見られるようになり、高等科2年生の夏休みには、サマースクールを利用して英国の名門・イートン校への短期留学も「友」たちと経験された。学校生活の中から、多くのことを学んで歓びが生まれたことは、今でも愛子さまの大切な思い出となっているようだ。