元気モリモリ、高森浩二さんの登場です!
今やすき家の顔とも言える、番組パーソナリティの高森浩二さん。お忙しいスケジュールの中、リモート取材に応じていただいたので、番組に対する熱い想いを語ってもらいました。
──パーソナリティーに抜擢(ばってき)されたときの気持ちはいかがでしたか?
高森さん「最初にすき家RADIOの台本を見たときは、本当にラジオ番組のような構成だったので驚きましたね。店内放送といったら通常は新商品やサービスの告知がメインですが、すき家RADIOはリスナーからのお便りに対して僕がフリートークを展開する、普通のラジオ番組に近い内容ですから。トークで心がけているのは前に出すぎず、かつ爽やかに、そして自分を偽らないことです。僕は自分で自分のことを爽やかなタイプだと思ってますので(笑)、食事中にサラッと聴ける内容を心がけています」
──おなじみのあのキャッチフレーズはどうやって生まれたのでしょうか?
高森さん「ラジオパーソナリティって、それぞれのキャッチフレーズを持っている方が多いんですよね。すき家RADIOの締めでもそんなフレーズがあったほうが印象に残るかなと考え、高森と韻を踏める“元気モリモリ、高森浩二がお送りしました!”というフレーズを試しに言ってみたら、当時の担当の方に思いのほかウケまして。まあ、本当にその場のノリで出てきた言葉なんですが、続けているうちにだんだんとなじんできたようです。最初は“ダサいかな?”と思っていましたが、意外と受け入れられたようでよかったです(笑)」
──9年間という長期にわたって放送が続いている理由について、自己分析すると?
高森さん「食事の邪魔をせずにサラッと聴ける内容なのがいいのかなと。先ほど、自分を前に出さずにとお話ししましたが、たまには僕のパーソナルな話題も出すようにしています。毎年、初回の放送ではその年の目標を発表していますが、毎年フルマラソンを走ると言いつついまだ実行できてなくて、お叱りのメールもいただいているんですけどね(笑)。たまに個人的な話題も織りまぜつつ、特段派手なことはやらない。ある意味、そこが長く続いている理由かと思います。あとはやっぱり、自分の声とキャラが評価されているのかなと(笑)」
──すき家RADIOを長く続けてきてよかったなと思うことはありますか?
高森さん「仕事で日本各地に出向くこともありますが、そこでお会いする人から“もしかしてあの、元気モリモリ、高森浩二さんですか?”なんて聞かれることも増えてきました。すき家RADIOが僕の名刺代わりになって、知名度も少しは上がってきたのかなと。でも、ネット上では“高森浩二の名前で検索したら、思ったより年齢が上だった”とか“もっと若いと思ってた、イメージと違った”なんて言われてますが(笑)」