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雑学・教養

人間関係をよくする秘けつは“未来志向の会話術”!? 誰でもできる「6行会話メソッド」の鍛え方とは

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※写真はイメージです
目次
  • 「いつも雑談が弾まない……」思い当たる人は要注意
  • 先の会話を予想して、「6行会話」をつくってみる

 会話をしていたら、まったく悪気はないのに、なぜか相手が気を悪くしてしまい、話が続かなくなってしまった……。そんな経験はありませんか。

 そんなとき、あなたは「相手が話したいと思っている気持ち」を、知らず知らずのうちに壊してしまっているのかもしれません。

 今回は、コーチングのプロフェッショナルである林健太郎氏の著書、『否定しない習慣』(フォレスト出版)から、“相手との会話を円滑にして、良好な関係性を築くための情報も得られるようになる、会話術の鍛え方”についてお伝えします。

◇   ◇   ◇

「いつも雑談が弾まない……」思い当たる人は要注意

 例えば、会社で仕事仲間とのこんな会話。あなただったら何と返しますか?

「昨日ラーメンが食べたくて、いつもの店に行ったら休みだったんだよ」

「バカだな。ネットで調べてから行けばよかったのに」

 ありがちな返しです。会話は成立しています。でも、行動を否定された相手は、気を悪くしてしまうかもしれません。あるいは、こんな返し方をする人もいるでしょう。

「昨日ラーメンが食べたくて、いつもの店に行ったら休みだったんだよ」

「それは時間の無駄だったね。でも、人生にはそんなこともあるよ。終わったことは忘れたほうがいいよ」

 これもありがちな返しですね。本人は相手に有益な返しをしたと、ご満悦かもしれません。しかし言われた相手は「何をわかったようなことを……」と思うかも。

 話の先を読んだ気になって、こんな返しをする人もいるかもしれません。

「昨日ラーメンが食べたくて、いつもの店に行ったら休みだったんだよ」

「そうなんだ。じゃあ、今日はその店に、一緒にラーメンでも食べに行く?」

 こんなことをわざわざ言ったのは、“昨日食べそこなったのだから、今日こそは食べたいと言うに違いない”と考えて、先回りしたのですね。一見、気が利いているように見えますが、実はこれも的を射ていません。

 では、相手と良好な会話を進めるためには、何と返すのが「正解」なのでしょうか?

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