『私が恋愛できない理由』の台詞に、衝撃を受けた中学時代
「女の友情、ハムより薄い」
2011年放送のドラマ『私が恋愛できない理由』(フジテレビ系)で、この言葉を聞いたとき、当時中学生だった私は衝撃を受けました。
そのころの私といえば、テニス部に所属して日々厳しい練習に励んでいたスポーツ少女(たまにサボったりもしながら……)。オフの日には、友達とカラオケに行ったり、プリクラを撮ったり。女同士で遊んでいるのがいちばん楽しかったし、「友達しか勝たん!」と思っていたんです。
だから、小倉咲(吉高由里子さん)が「女同士の友情なんて、しょせん信用できない」と言ったとき、「ウソだぁ〜」とツッコんでいた。だって、恋をするようになっても、やっぱり彼よりも友達のほうが大切だったから。
彼には打ち明けることができないコンプレックスも、友達には話せる。それに、“恋はいつか終わってしまうもの”という、固定観念も持っていました。多感な学生時代に、西野カナさんの友情ソングを聴いていた影響も大きいのかもしれません。