「女の友情、ハムより薄い」と言われる理由
私の親友は、失恋をするとカラオケで西野カナさんの『私たち』を歌ってくれていました。<いつか恋に終わりがあっても/私たち永遠でしょ>という歌詞に、何度泣かされたか……。
松田聖子さんの『SWEET MEMORIES』を、♪友だちならいるけど〜こんなにも盛り上がれちゃうし〜と替え歌したこともありました。
でも、年齢を重ねると優先順位が変わってきてしまう。若いころの“恋”と、大人になってからの“恋”では、重みが違うというか。“いつか終わってしまうもの”だった「恋」が、結婚や出産、家族を持つことを考える年齢になると、“一生モノ”のように思えてくるんです。
結婚をしないと思っている人も、生きていくためには仕事をしなければならない。自ずと、友情の優先順位が下がっていってしまうのも仕方がないですよね。
やっぱり、女の友情はハムより薄いのかもしれない。それは、“女同士は揉める”とか安易な問題ではなく、生きていくために友情の優先順位が下がるのは、やむをえないこと。
それでも、なんだか寂しいよなぁ……と思っていたところに、ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)がスタートしたんです!