どんな味なのかを伝える表情は必見

狙いというよりは演出面での見どころのひとつです。『タコハイ』という名称は、どんな味なのか想像がつきにくい独特の商品名であることから、居酒屋のカウンターで『タコハイ』を愉(たの)しむ謎の美女役として田中みな実さんが登場します。話し相手に見立てたカメラのレンズに向かって、『タコハイ』がいったい何味なのか、雰囲気たっぷりに表現いたします。

 注目ポイントは『タコハイ』を飲んだ田中さんが、表情でその味を伝える場面です。カメラを見つめる凛(りん)としたシャープな眼差(まなざ)しから、タコハイを飲んでおいしくてうれしそうな表情に一変します」(サントリー広報部)

 なるほど、それは見逃せない。ちなみに「タコハイ」は「タコ」=「多幸」に引っかけているといわれている。缶には「寿」の文字や「蛸唐草模様」などが描かれているのでチェックしてほしい

(取材・文/伊藤進司)