海外でも大人気! 幻の限定味も?
──「たべっ子どうぶつLAND」の展示にもありましたが、「たべっ子どうぶつ」は、現在25以上の国と地域で展開されているそうですね。海外の方からはどんな反応がありますか?
弊社の製造工場が中国にもあることから、昔からご存じの方も多いようです。アメリカでの販売にも力を入れているので、店頭でよく見かけるというお声や、「おいしい」という反応をいただいています。
「たべっ子どうぶつ」は中国表記だと漢字で「愉快動物餅」、アメリカや東南アジア地域では「Dream Animals」という商品名で販売しているので、日本の商品名である「たべっ子どうぶつ」という名前で認知されているかはわかりませんが、日本の技術を駆使したお菓子として、海外にもどんどん広めていきたいと思っています。
──「たべっ子どうぶつ」に「のり」や「チーズ」味があったことは知らなかったです!
「のり味」や「チーズ味」は、今は海外だけで販売されているのですが、以前日本でも発売していたことがあり人気があったようで、今でも再販売希望のご連絡をいただくことがあります。
最近ですと、フランス産発酵バター「ラ・ヴィエット バター(A.O.P)」を使用した「たべっ子どうぶつこだわりのバター味」や、石臼挽き抹茶チョコを中までしみ込ませた「抹茶のたべっ子どうぶつ」を期間限定の新商品として発売しています。限定味はいま力を入れているところでもあるので、ぜひシーズンごとにチェックしてみてください。
──45年間も発売されている「たべっ子どうぶつ」ですが、「こんな食べ方、楽しみ方をしています」という声はありましたか?
動物の形がちょっとずつ違っていて、例えば、雄牛(OX)と雌牛(COW)は、パッと見るだけだと似ていますが、実は微妙に違うんです。それを手で触って、何のどうぶつの形か当てるクイズとして楽しんでくださっているお客様もいらっしゃいました。私たち社員でもすべてを見分けるのは難しいので、すごいなと思います。