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人生100年時代。今や日本人のおよそ半分は50歳以上です。「NEOFIFTY」では、これから50代を迎える人にとって、その先にある老後が「終活の始まり」ではなく「新しい人生がもう一度始まる」と思えるように、素敵な生き方をしている人たちの言葉を紹介していきます。

ドラマ・映画・舞台

朗読劇に挑戦する斉藤由貴の本音「舞台は、自分の劣等感や弱さと向き合う、ひと言で言うと嫌な仕事」

SNSでの感想
斉藤由貴さん 撮影/松島豊
目次
  • 富田靖子さんと私は“重い系女子”
  • 声の仕事は、ある意味残酷だといえる

 2023年で俳優デビュー38年目を迎えた斉藤由貴さん。’85年に『卒業』で歌手デビューし、同年『スケバン刑事』で連ドラ初主演すると、一気に80年代を代表するアイドル&女優として大ブレイク。それから現在まで、幅広く第一線で活躍し続け、その魅力は歳を重ねるごとに増しています。

 7月26日から4年ぶりの舞台となる、奏劇vol.3『メトロノーム・デュエット』に出演する彼女にロングインタビュー。輝き続ける秘密に迫ります。【前編】は、作曲家・岩代太郎氏が企画した新感覚の朗読劇として注目の本作についてや、舞台に向き合う心境、声の仕事についてなど、女優・斉藤由貴の本音は?

富田靖子さんと私は“重い系女子”

──まずは、『メトロノーム・デュエット』の脚本を読んだ感想を教えていただけますか?

 「まず、岩代さんの迫力がある音楽が楽しみです。メインの高橋克実さんが演じる(大学教授の)山脇と学生たちとのカウンセリングのシーンの印象が強かったんですけど、私の中では克実さんはコミカルなお芝居の印象が強い方なので、この物語の中でどんなふうにコミカルさを出してくるのかなって。

 どちらかというと参加する立場というより、この舞台を観る人間として楽しみだなと思いました。なので、自分の役のことについてはあんまり考えてなかった(笑)」

斉藤由貴さん 撮影/松島豊

──斉藤さんと富田靖子さんという実力派女優のおふたりが出演するシーンも楽しみだなと思いました。

 「ちょっと心配だったのは、失礼を承知で、たぶん、富田さんも私もキャラとして重い系女子じゃないですか。この2人が並んで、お客様が“わ~重、クドっ”て思わないかな(笑)。それを実は心配しています」

──高橋さんがそのおふたりと、どんなお芝居を展開するのかが見どころですよね。

 「富田さんは、同時期のデビューですけれど、たぶん今までご一緒したことがないと思います。映像のイメージしかないので、舞台だとどんなお芝居をされるのか、私もすごく楽しみです」

──過去にも『LOVE LETTERS』『メーリングドラマ フレンズ Mail@Drama.』などの朗読劇に出演していますが、斉藤さんが思う朗読劇の魅力とは?

 「朗読劇も目の前に俳優がいることは間違いないわけですけども、普通の演劇と違って、舞台セットがあってとか、役者が身体を使って動いて芝居をするっていうことではないので、やっぱり耳から入る情報が大事になるじゃないですか。

 限られた表現の中で感じることってものすごく大事で。『観せますよ~聞かせますよ~』とか、衣装もあります、セットもあります、じゃないところでのほうが、受け手側は研ぎ澄まされて、そのときの感情などを受け取ろうとするし、真剣に集中してのめり込んでくださると思うんですね。

 いろいろなものが過剰なほどに懇切丁寧になっている今の時代で、懇切丁寧じゃない選択肢の方向性に行くことのほうが、より贅沢だし、より高度だし、より難しいし。でもだからこそ、この奏劇によって生まれる感情というのは、きっとすごく純度が高いような気がします。たぶん岩代さんも、そぎ落とした表現をするにはどうしたらいいかを考えられた気がします」

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