0430
「1日1フム」生活。- フムフムニュース -
fumufumu news サイト休止のお知らせ
ドラマ・映画・舞台

ぶっ飛び展開で話題『真夏のシンデレラ』にはあって、『獣になれない私たち』にはないもの

SNSでの感想
新垣結衣(左)と森七菜(右)
目次
  • 令和のトレンディ!? 『真夏のシンデレラ』の本当の楽しみ方
  • ツッコみどころ満載のトンデモ展開の数々
  • 注目! 『真夏のシンデレラ』今後の展開・大胆予想!

令和のトレンディ!? 『真夏のシンデレラ』の本当の楽しみ方

“今期、いちばん実況が盛り上がるドラマ”と言っても過言ではない『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)。

 すぐにキスしようとするし、仕事よりも恋愛を優先してまわりに迷惑をかけるし、くさいセリフも盛りだくさん。かつてのトレンディドラマをほうふつとさせるようなシーンの数々に、「おいおい!」とツッコミを入れながらも、本能のままに恋をしている登場人物たちがなんだか眩(まぶ)しく見えてきました。

 そんな『真夏のシンデレラ』と対極にある作品といえば、2018年放送のドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)。

 同作に登場する主要キャラは、頭でっかちな人が多く、理性で恋をしていました。特に、主人公の深海晶(新垣結衣さん)は、“自分がどうしたいか”よりも、“周りにどう思われるか”を気にしながら生きていた。彼女が言った「バカになれたら楽なのにね」というセリフは、いまだに印象に残っています。

 本当はみんな、バカになりたいのかもしれません。好きなもので頭の中をいっぱいにして、好きなことだけを考えて生きていたい。でも、現実はそうはいきません。だから、晶みたいに自分を押し殺して生きている主人公が共感を呼ぶんですよね。

 1991年放送のドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)だって、令和のいま初めて放送されていたら、ここまでのヒット作になっていなかったかもしれない。「完治、セックスしよ!」なんて明るく言ってのけるヒロイン、最近は全然いないし。だからこそ、『真夏のシンデレラ』は1周回って新しく感じるのかもしれません。

2019年ごろの森七菜
読み込み中
LINE Twitter facebook hatena pocket copy