気に入った子をお迎えすることができる!

 実は、このお店にいる鳥さんのほとんどが販売中。実際にふれあって、相性が合う子と出会ったら、お迎えすることもできます。インコは7万8000円~で、珍しい種類だと100万円近くする子もいます。

 中型のインコはだいたい15年以上、ヨウムだと40年以上生きると言われていますが、実際はそれ以上長生きすることがあります。 “それだけの長い月日をともに歩む家族”になるからこそ、こういった場所で実際にふれあって、相性のいい子を選んだほうがいいかもしれません。

しばらく滞在していると、編集K氏の手によく乗ってくれる鳥さんが現れた。優しい色合いのこの鳥さんたちはホオミドリアカオウロコインコの仲間。懐いてくれているとわかると、かわいさも倍増 撮影/北村史成

 ちなみに、自分よりも長生きする可能性のある大型インコをお迎えする人は、自分の後に引き継ぐことになるお子さんと一緒に来店し、「子どもと相性のいい鳥さん」を選ぶことが多いそうです。

 同店は、全国から来店する人がいて、リピーターも多く、ハマっている人の中には、ほぼ毎日来店する常連客もいるのだとか。でも、それが納得できるほどの魅力が、ここにはあります。

床には世界最小のアヒルであるコールダックや、赤いクチバシがかわいいイワシャコの姿が。踏んでしまわないように足元に注意! 撮影/北村史成

 初めて鳥さんとのふれあい体験をした編集担当のKさんは、「はじめは耳についた鳴き声が、最後は、川のせせらぎのような心地よさに変わった」と言うくらい、インコちゃんたちの魅力にメロメロになっていました。もちろん筆者も、「近々、また行きたくなるだろうな」という予感をしています(笑)。

「何時間でもここにいられる」とすっかり鳥さんにメロメロになった編集K氏と、鳥さんたちへの愛を深め再来を誓った筆者 撮影/北村史成