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聞いたことはあるけど、実はよく知らないお仕事の裏側を、実際に働いている人たちにインタビュー。具体的にどんな仕事をするの? その仕事に就くためにはどうすればいい? 1日の過ごし方、向き不向き、やりがいや失敗談など、フムフムハローワークがご案内します。

お仕事

【インテリアコーディネーター#1】30歳という年齢。人生が決まるかも。羽ばたきたいという願いからの転職

SNSでの感想
山崎里沙さん
目次
  • “男の子色”“女の子色”という決めつけが嫌いだった
  • 人生の転機だと思ったから未知の世界に飛び込んだ
  • 資格は持っていたほうがいい

 ちょっとおしゃれで、居心地がよくて、お気に入りのカフェやバーがあなたにもあると思います。では、どうしてそのお店に何度も通ってしまうのでしょう。マスターやスタッフの人柄やサービスがいいからでしょうか。もしかしたら、インテリアコーディネーターという“空間装飾”のプロが、そのお店をあなた好みの空間にデザインしているからかもしれません。

 知っていそうで実はよく知らないお仕事のこと、“フムフムハローワーク”がご案内します。シリーズ第2弾(全3回)は山崎里沙さんに、インテリアコーディネーターというお仕事について教えていただきます。

“男の子色”“女の子色”という決めつけが嫌いだった

──インテリアコーディネーターはどのようなことをする仕事なのか、お聞かせください。

わたしたちの仕事は大きく分けて2つあります。1つは、空間の色調・配色のアドバイスとご提案です。たとえば、新築やリフォームする個人宅のリビング、子供部屋、あるいはレストランや飲食店などの店舗、さらに広くなると商業施設などの空間の、天井、壁、床はどんな色合いにすればいいのかをクライアントのご希望、ご要望に応じてご提案します。

 飲食店からのご依頼には“食欲をそそる感じ”や“落ち着いた雰囲気で食事を楽しむ”などさまざまなリクエストがありますが、店内のトーンをどんな色でまとめればコンセプトどおりになるか、また、その色調に似合うカーテンやテーブルクロスは何色にすればいいかなど、調和の取れたコーディネートをするのがインテリアコーディネーターの仕事です。

 もう1つが、室内空間の色合い、配色が決まったら、そこにどんな家具や調度品、インテリアを置けばいいのかをセレクトし、それぞれをどのように配置すればまとまった感じになるかのアドバイスとご提案です。洋室と和室とでは照明がぜんぜん違うので、部屋に合う照明を選んだりもします。

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