スイッチが入れば撮影時の恥ずかしさも消える

──似鳥さんは極度の人見知りである一方、ファンとの距離は非常に近く、グラビアの撮影では大胆になる。そんな相反する面が同居してるのが魅力なのかなとも思いました。

「子どものころから人が怖いと言ってるのに、ファンの人は大好きです。でも、初対面の人は今でも緊張します。自分でも何なんだろうって思いますね。好きな作品、みんなが喜んでくれる作品を撮るためなら頑張れるという感じですね

撮影中、さまざまな表情やポージングを見せてくれました。さすが! 撮影/北村史成

──撮影では何かスイッチが入る瞬間があるんですか?

「撮影時に恥ずかしいとかの感情はないですね。とにかくスタッフのみなさんが頑張ってくれるから、いい作品を残したいという思いが強くて、スイッチが入るんです」

同席のマネージャーさん「撮影を見ていると本当にその瞬間だけ別人になってます。そこはプロだなと思いますね」

──似鳥さんの出演した番組を見ると、そつなくこなしているように見えますが、その裏にはいろいろな葛藤があるんですね。

今でも収録が終わった後は“おお~、緊張した~”って泣いてますから。これからもそんな感じで生きていくんだと思います(笑)

(取材・文/松山タカシ)

《PROFILE》
似鳥沙也加(にとり・さやか)
1993年生まれ、福岡県出身。素人時代にインスタグラムで自撮りのグラビアを掲載する「#インスタグラビア」で人気に火がつき、現在フォロワー数は110万人以上。多くの雑誌の表紙を飾るほか、2022年4月には自身初めての舞台『誰かも知らない。』に出演するなど、活躍の幅を広げている。

《Information》
1st写真集『Ribbon』(KADOKAWA)が4度目の重版決定! 全ページ本誌未収録、デジタル写真集『蝶々結び』も好評発売中。atmos×似鳥沙也加のコラボ商品も公式サイトにて販売中。最新情報はインスタグラムにて。

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