秘密結社holoXの盛り上がりがきっかけでホロライブの世界へ
――なるほど。そこからどういう経路で、ホロライブの手描きアニメに?
「’21年11月の『秘密結社holoX(※)』のデビューがきっかけでしたね。それまでVtuberには触れていなかったんですけど、あまりにTwitterで盛り上がっていたんで、気になって放送を見てみたんです。それが超おもしろくて“なんだこれは!”って」
※秘密結社holoX:ホロライブ6期生として生まれたユニット。ラプラス・ダークネス、鷹嶺ルイ、博衣こより、沙花叉クロヱ、風真いろはの5人で構成されており、「謎の組織」という少しダークなコンセプトを持つ
――おぉ、どこにおもしろみを感じたんですか?
「『秘密結社holoX』の少年マンガ感というか……。双子そろって、戦隊モノの雰囲気にやられました。ビジュアルも人外っぽくて好きでしたし、“謎の組織”というフレーズが、少年マンガ・アニメで育ってきた身としてはたまらなくて(笑)。
そこからどっぷり"ホロライブ沼"にハマりましたね。“僕たちもアニメで応援できる”と思って、YouTubeに動画を投稿するようになったんです。
動画を投稿し始めて気づいたんですが、マンガ持ち込みだと対象が編集者1人なのに対して、SNSだと世界中の人に作品が届くんですよね。今までになかったレベルの反応をいただけるのが、とにかく嬉しいです。特に“こまいぬの動画からホロリスになりました”というリアクションが、いちオタクとして本当に嬉しい……」
ファンアートの創作者ならではの沼のハマり方
――それは二次創作者ならではの喜びですよね。ちなみに推しはいるんですか?
「私はholoXのラプラス推しです。総帥なんですが、悪ガキ感があって、なんか姪っ子を見てるみたいで楽しいんですよね(笑)。双子で一緒に推しているのは、同じくholoXの沙花叉クロヱです」
――なるほど。holoXはやっぱり思い出深いというか……。
「そうですね。でも、基本はホロライブで箱推しです。holoXがきっかけでしたけど、他のホロメンとコラボしてくれるうちにみんなが好きになっていくんですよね。
兄は2期生の湊あくあが最推しですし、個人的には3期生の兎田ぺこらとか、宝鐘マリンも大好きです。キャラクターが強烈なホロメンは、見るのも描くのも楽しいんですよね。
あ、それと二次創作者ならわかると思うんですが“描けば描くほど好きになっていく”っていう感覚があります」