新幹線パーサーは、JR東海パッセンジャーズの東京と大阪の支店に合わせて700名が在籍。1編成の新幹線に3名1組で乗車している

 そんな新幹線パーサーたちの1日は、チームの顔合わせとなる「クルーミーティング」から始まる。

 ミーティングでは乗務列車の運行情報などを細かくチェックする。そして、伝達事項や携帯品の確認などの「出発点呼」を行う。

乗務列車の運行情報などを細かくチェック 撮影/伊藤和幸
クルーミーティングでは伝達事項や携帯品の確認などを行う 撮影/伊藤和幸
出発点呼の際、安全意識を高めるため大きな声で指差し確認 撮影/伊藤和幸

 ホームに到着すると、これから乗務する列車を待つ。

 乗車すると、てきぱきと担当業務の準備をこなすパーサーたち。東京と大阪を一往復、多いときは一往復半して1日の業務を終える。

東京駅ホーム到着。これから乗務する列車を待つ 撮影/伊藤和幸
ホームで待機する間も通り過ぎる乗客へ会釈を繰り返す 撮影/伊藤和幸
乗車すると早速、販売ワゴンのセッティング「準備は入念に行います」 撮影/伊藤和幸