12月5日にお披露目された愛子内親王殿下の初めての純白ローブ・デコルテ姿は、すがすがしい佇(たたず)まいで注目された。
眞子さんや佳子さまよりもシンプルなドレスを発注
実はこのローブ・デコルテは、天皇陛下の妹・黒田清子さんから借りて使用したティアラと同様、コロナ禍で国民の生活が安定しないことを理由に「シンプルなデザインに仕上げてほしい」というリクエストが天皇家から出されたという。
小室眞子さんと秋篠宮佳子内親王が成年皇族となってお召しになったローブ・デコルテは、白地に銀糸で花模様の刺繍が施されていたが、愛子さまのドレスは地刺繍のシンプルなものだった。具体的には、
「銀色の糸が施されたものと地刺繍が華やかなシルク、そして、今回のドレスの3点のなかから、いちばん地味な生地が選ばれたそうです。ジャケットのデザインも、襟にデザイン性のあるものや、大きいものではないクラシカルなものということを天皇ご一家で決めて、デザイナーに発注されたといわれています」(宮内庁関係者)
さらに、同じ生地で作るバッグも今回はなかったそうだ。仕立てる際に余った反物は天皇家で保管して、端切れは愛子さまが大切に取ってあるという。
愛子さまのローブ・デコルテ姿が話題となってから、歯の矯正やファッションといった外見にも関心は高まっている。
「愛子さまの歯については、昨年に歯列矯正をなさって、上下2本を抜歯されたそうです。そして、八重歯が下がってきたため、上唇が平らになったように見えるのではないでしょうか。現在も歯の裏側にワイヤーが入っておられるはずですが、表側からはまったくわかりません。外見がどうこうというよりも、八重歯があると唇が乾きやすかったり、虫歯になったりしやすいので、成人を機に整えられたのではないでしょうか」(天皇家と付き合いのある知人)
雅子皇后陛下も皇室入りされてから、歯を矯正なさっているという。愛子さまは雅子皇后と歯並びが似ていらっしゃることから、アドバイスなさったのかもしれない。
愛子さまのファッションについては、小学生だったときに那須御用邸でご静養なさる際にグッチのバッグを持っていたことから、当時、公務を休んでいる雅子皇后が小学生にブランド品を買い与えているのではないか、と批判を浴びたことがあった。このバッグは知人からプレゼントされたもので、大切に使わせてもらっていたことが仇(あだ)となってしまった。