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芸人の生き様は多種多様。お笑い劇場に通ってナマの漫才やコントを見ることが大好きなフリーライター・若林理央が、今後に期待の高まる若手芸人にインタビューをする連載です。生い立ちや知られざる裏話、お笑いに対する思いをたくさん語っていただきます。
読めば必ず気になる芸人ができるはず。ときに熱く、ときに笑いにあふれたエピソードが満載です!

バラエティ

女性漫才コンビ爛々、『THE W』決勝で敗退するも「安心した」ワケは? 結成の瞬間は「チョメでした」

SNSでの感想
爛々(左:萌々、右:大国麗)は女漫才師の枠を超えて漫才界に革命を起こすことを目指している。「そのために絶対に賞レースで勝つ!」 撮影/門川裕子
目次
  • しゃべくり漫才師として“革命”を起こさねば!
  • 子ども時代のふたりは正反対の性格だった
  • 万年キッズウォーと鬼軍曹が芸人を目指すまで
  • コンビを結成した場所は、まさかの……
  • 結成2か月後、NSC卒業ライブで漫才を初披露

 もっとも面白い女性お笑い芸人を決めるコンテスト『女芸人No.1決定戦 THE W』2022で初の決勝進出となったコンビ・爛々は、賞レース敗退に悔しさをにじませながらも「安心した」と話します。理由を聞くと、そこには爛々の壮大な夢がありました。昭和の雰囲気を感じさせつつ若者からも支持を得るしゃべくり漫才で、「女漫才師」そして「漫才師」の概念を変えていこうとする爛々のインタビュー第1弾です。

しゃべくり漫才師として“革命”を起こさねば!

──今日の萌々(もも)さんのTシャツに「命燃」と書かれていて熱意が伝わってきます!

萌々さん(以下、萌々):私は一生、漫才師。「吉本に生き、吉本で死ぬ」とよく言っているんです。今日も気合いを入れて着てきました。

『THE W』2022ファイナリストになった爛々は芸歴7年目。ファンからは「萌々ちゃんについていく!」「大国さんの気持ちわかる!」といった感想をもらうことも 撮影/門川裕子

──さっそく熱気を感じました! 昨年は初めてTHE Wのファイナリストになりましたね。決勝進出と聞いて、大喜びしていたふたりの映像を見ました。

萌々ふたりとも興奮して、うーちゃん(相方の大国麗〈おおくに・うらら〉さん)が私に飛び乗ってきましたね。決勝の結果は敗退でしたけど、天才ピアニストさんがコントで優勝したとき、ホッとしました。

──それはどうして?

大国麗さん(以下、大国):今までTHE Wで優勝したのはピン芸人か、上位3組の最終決戦で優勝を競うときに、漫才ではなくコントをした方ばかりだったんです。

萌々:(まだ最終決戦で漫才をして勝ったコンビはいないから、)しゃべくり漫才師として、私たちが漫才で優勝して、革命を起こさなければいけないと使命感を抱きました。「ムーブメント起こすのは私らや! 早く来年の準備せな! やる気満々ぶっ壊し焼け野原や!」って。

大国:萌々ちゃん、かっこいい! あの瞬間、私は「あーっ、賞金の1000万がなくなった」って悲しかったです。

萌々:……コンビで半分の500万ずつな。1000万全部あげへんで。ネタ書いてるの私やし、多めに欲しいぐらいや。

──今の目標は賞レースで勝つことですか?

萌々賞レースのその先にある、自分らの好きな漫才をするために勝ちたいです。THE WやM-1に命を注ぐのと、生き残るための戦いは違うと感じる一方、賞レースは自分の漫才のどこがおもろいか、わからんくなる機会でもあって。改めて自分たちのやってきたことを信じないといけない機会やし、女漫才師、大きくくくると漫才師の概念を変えられるチャンスだと思ってます。

大国:私ももちろん勝ちたいですけど、賞レースのためだけに漫才するのは漫才師としては楽しくないので、賞レースは“私らを知ってもらうために絶対にやらなければいけないこと”だととらえています。

「漫才師を続けるためには、賞レースで優勝しなければならない」と語る大国さん。爛々は、賞レースの向こうにある景色を見据えている 撮影/門川裕子
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