西部劇の舞台になった砂漠でマラソン!

 モニュメントバレーは、かつて西部劇の舞台として定番だった場所です。

 広大な砂漠にメサと呼ばれるテーブル型の岩山がたくさんあり、年配の方は、ジョン・フォード監督の映画『駅馬車』を思い出すかもしれません。

 ここで、チャレンジャーたちの前に用意されたのは、荷台のいちばん後ろに3つの早押しボタンが設置されたトラック自動車。そこにチャレンジャーが3列に並び、走るトラックを追いかけながらクイズをするのです。

 早押しボタンは3つしかないので、クイズに答えられるのは15人中、最前列の3人だけ。誰かが正解すると、答えられなかった2人は、後ろの人と交代して最後尾へ移動。誤答しても最後尾へ移動、というルールで、2点先取の勝ち抜けでした。

 当然、クイズのスタート時に先頭列にいる人が有利です。この順番は、たしか全員に近似値クイズを出し、正解に近い数字を答えた順に並び、私は運よくスタート段階で先頭の3人に入ることができました。

 全員が並び終わると、間髪を入れずにトラックが動き出し、いよいよ、正念場のスタートです。