おしゃれ
「350年前の“元祖スーツ”に出合いたい」稀少なアンティークの洋服を分解、研究する長谷川彰良さんの情熱

1/12枚中:衣服標本家の長谷川彰良さん

2/12枚中:アトリエには欧米のアンティークファッションが所狭しと所蔵されている

3/12枚中:長谷川さんが衝撃を受けたという20世紀末のフランス消防士の制服。ウール地で型崩れしない、しっかりとしたシルエットと型作りだ ※写真は長谷川さんが製作したサンプル

4/12枚中:ロココ時代のフランス貴族衣装「アビ・ア・ラ・フランセーズ」

5/12枚中:18世紀の男性用上着「ジュストコール」

6/12枚中:19世紀中盤の女性服。ただ保管しているだけだと素朴な日常着のようだが、右の画像のようにパニエを使ってふくらませると当時流行したクリノリン・スタイルの衣装だとわかる

7/12枚中:19世紀後半のヴィクトリア時代を代表するバッスルスタイルのドレス

8/12枚中:18世紀のベスト。腹部がせりだしてゆったりしたシルエットでつくられていることがわかる。しかしこれが19世紀になると……

9/12枚中:19世紀前半の男性用燕尾服。開いた胸元と肩に対し、ウエストを絞って体型を目立たせるデザインに。18世紀のゆったりとした衣装との体型差がわかる

10/12枚中:18世紀の衣装でも、ベストの表と背中で別の布地を使うことは現代と同じ。見えないところは簡素にするコンセプトはすでにあった

11/12枚中:バッスルドレスの内側。衣服を分解して、こうした縫製技術まで調べてしまうのが長谷川さんのスタイルだ

12/12枚中:衣装に付随するアクセサリーも集まる。もちろん本物だ












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