本日のコトバスは、私の今の心情を表したことわざです。

 あの星野源氏も名曲『くせのうた』で《悪いことは重なるなあ 苦しい日々は続くのだ》と歌っておりますが、いや〜、なぜか悪いことって立て続けに起こりますよね。

 最近、個人的に避けられないトラブルがあり、メンタルが削られて意気消沈していました。前向きに行かなきゃと思っていたところ突如、頭痛が襲来し、身体がどうもゾワゾワして悪寒が止まらないと思っていたら、39.3℃の発熱。平熱が低めの私としては39℃台は未知の領域でしたが、関節がきしんで痛いのなんの。身体が痛くて眠れない。発熱外来を受診したら、見事、新型コロナウイルス陽性の判定が下ったのでした。

 初めてのコロナ感染でしたが、しつこいですね〜、このウイルス。服薬して静養してもなかなか身体から出て行かない感じで、粘着性を感じました。

 療養中、ベットに寝そべり、天井を見ながら「地獄すぎるな」と呟くと目尻から水が……。そのとき頭に浮かんだのが、今回のことわざ「弱り目に祟り目」でした。

 意味は「弱ったときに、さらに災難にあうこと。不運が重なること」(デジタル大辞泉より)。「泣きっ面に蜂」も同じような意味ですね。

 友達に泣き言のLINEを送ると、「地獄の底まで行ったら、後はきっと上がる一方だよ」と優しい返信が……(涙)。踏んだり蹴ったりだけれども、きっと這い上がってみせる!! と誓った2023年の7月でありました。(知)