梅雨の晴れ間が続いている関東地方。私の住む街では写真のような紫色のキレイな花が次々に開花しています。スッとまっすぐ立った茎の先に、放射状にラッパのような花を咲かせるこの花。なんて名前だろな〜と思っていたのです。

こちらの花、見たことありませんか?

 今ってすごいですね。iPhoneで植物の写真を撮ると、画像を上にスワイプすると出てくる「調べるー植物」という機能で画像検索ができるようになっていることに気づきました。それで調べると「アガパンサス」という名前でした。

 どうやら南アフリカが原産地で、別名「紫君子蘭(ムラサキクンシラン)」。アガパンサスはギリシャ語で無償の愛を意味する「アガペ(Agape)」と花を意味する「アンサス(Anthos)」が組み合わさったものだそうで、花言葉は「愛の訪れ」「恋の訪れ」。神の愛を表すような名前で、壮大でロマンチックではないですか……!

 ちょっと覚えにくい名前ではありますが、道端でこの花を見たら、人に「アガパンサスだよ」と言えるようになりたいなと思います。(知)