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お仕事

「やるのが大変」「面倒くさい」という仕事に効く! “チャンクダウン”という発想

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※写真はイメージです
目次
  • デカルトやヘンリー・フォードも勧める方法
  • 「最初にやるべきこと」を見つけることができる

 例えば、初めてやることや、ちょっと大きなチャレンジをするようなとき。

「なんだか大変そうだな」とか「えっ? いったい何から手をつけたらいいの?」って思うこと、ありませんか?

 そういう気持ちがあると、始めるのが面倒になって、つい先延ばしにしてしまうものです。

 自分のことならそれでもよいのですが、これが会社の仕事だと、どうしても納期内にやらなければなりません。

 今回は、そんなときに有効な「チャンクダウン」という考え方について。

デカルトやヘンリー・フォードも勧める方法

 チャンクダウンの「チャンク(chunk)」とは、「大きな塊(かたまり)」を意味する英単語です。ですから「チャンクダウン」とは、「大きな塊を細かくする」ということになります。

 ここでいう「塊」とは、つまり「やるべき仕事」のこと。「チャンクダウン」は、「仕事の細分化」をあらわす言葉なのです。

 どんなに面倒で複雑な仕事でも、段取りやステップに分けて細かくしてしまえば、ひとつひとつは小さな仕事になります。

 フランスの哲学者・数学者であるデカルトの言葉です。

「難問は分割せよ」

 アメリカでかつて自動車王と呼ばれた事業家、ヘンリー・フォードもこう言っています。

「小さな仕事に分けてしまえば、何事もとくに難しいことはない」

 どうやらその昔から、やっかいな仕事を片づけたいとき、この「チャンクダウン(細分化)」は、常套(じょうとう)手段だったようです。

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