香港のトップスター、ブルース・リーの名言です。

 32歳という若さでこの世を去るまで、香港だけでなく海を越えて世界中の人たちに勇気を与え続けたブルース・リーですが、実は一足飛びで超トップスターに昇りつめたわけではなかったそうです。

 若かりし頃は喧嘩に明け暮れ、素行不良に見かねた父親から渡米を命じられ、新聞配達のアルバイトをしながら職業訓練学校で勉学に勤しむようになった、なんて時代があったりもします。自分の中に眠る情熱を、当時は上手く消化しきれなかったのでしょうか。意外ですよね。

 今では死後も輝きを失うことのない、華麗なアクションスターも、自分がどの道に進んだらよいのか迷い悩み途方に暮れる、なんてこともあったのかも、と思うとなんだか勇気が出てきませんか?

 だけど彼はそこで立ち止まらなかった。

 心で思った“それ”を得るために、目の前に続く道を、先が分からずともとにかく突き進んだのですね~。

 思うだけなら自由というのであれば、子供の頃に願った夢や、今でも達成したい目標などまずは自分と向き合い思い出してみようと、まずはそこから始めたいと思ったのでした。(本)